Neo WOOL SHIRTS-Lite |atelierBluebottle

Neo WOOL SHIRTS – Lite(ネオウールシャツライト)

Neo Wool Shirt-Lite
ネオウールシャツライト
軽いウールシャツを作りました。
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Neo Wool Shirtを作ったのが5年前
それまでのウールシャツは生地は厚くデザインも
ワークシャツのようなものが多く、もっと着やすいものが欲しくて
ストレッチの効いたウール素材を使い作りました。
 
とても良いものが出来たと思いますし
嬉しいことに毎年作れる人気商品にもなりました。
 
機能はもちろんですがデザインも素材も
気に入っているので不満はありません。
不満はないのに、どうして新しくウールシャツを作るのか?
 
僕らが新しいアイテムを作るきっかけと言いますか
作る理由にはザクっと2パターンありまして
 
一つ目は
「あったら良いな」
これは思いつこうとしても無理でして、、
ちょっとした不満やこんなの面白いとか
ある時ふと思いついたアイデアを形にする方法
 
でも、考えて出てくる様な簡単なものでもなく、、
通常年1、2回、だから新型も年数個程度、、
そんな運任せの様なことが出来るのは
展示会ベースでものづくりをしない
(他者に影響されない)
僕らが自らミシンを踏む生産者であるから
作り手だからできること
 
普通にデザインだけする企業であれば
呑気にアイデアを待つなんて無理ですよね?
 
時間や前年比などに捉われることなく
ものづくりが出来るので
当たり前の売れ筋ベーシックラインナップではないものが作れる
そんな少し変わったBluebottleのアイテムを
皆さん楽しみにしてくれているのだと
勝手に自己分析
 
しかし、他にないのはアイデアの問題なのか
需要の問題なのかは販売するまでわからない、、
毎回不安との戦い
僕らの商品は毎回そんな感じでギャンブルの様、、
 
 
そして二つ目
 
それは「素材」
これは世間一般的と言いますか、
素材メーカーの展示会などで新しい素材を見て
それを使い新しい製品を作る
 
一般的ではあるのですが
これも結構エキサイティングなところがあって
良い素材に出会えると
デザイナーとしてどう料理したら面白いか?
脳みそフル回転
とても楽しいのですが素材に振り回されない様に気をつけないと
そしてそんな良い素材はライバルも多いわけなのです。
 
サンプルまで作ったら
近しいものが他社から出ているなんてことも多々あります
 
素材ありきですから仕方ない。
 
 
ちなみに僕は素材メーカーの展示会には殆ど行きません
素晴らしい素材を見て
色々とアイデアが湧くのは楽しいのですが
いつの間にかお腹いっぱいになってしまい
何を作って良いのかわからなくなってしまうのです、、
 
企業にいた時の様に
アイデアをとりあえず形にしてみる
そんなものづくりは出来るだけやりたくないのです。
 
この辺は理解してもらえないと思うのですが
とりあえずサンプルを作る
安易なものづくりはやりたくないのです。
 
 
で、、話が長くなりましたが
今回のものづくりは
一つ目と二つ目の良いとこ取り?
(二つ目強めかなぁ?)
 
ネオウールシャツはお気に入りだけど
気に入っているが故に
もう少し違ったウールシャツがあっても良いのになぁ
そんな事を思い続けていました
そんなある時
素材メーカーの担当者から見せてもらったのが今回の素材
 
アウトドア製品では
厚手のウールシャツは昔からあるのですが
薄手のウール生地はあまり見かけない
答えは簡単
薄くなれば強度は落ちるから
(ちなみにウールの織物は糸が細くなるほど高くなります)
 
当初はそんなこともあり
わざわざ高いウール生地を使って作る意味があるのか
自分でも疑問でした。
見え方は良くても薄いウールは大丈夫なのか?
 
その弱点を補ったのが今回使用するコンバットウールなのです
薄い分ナイロンを入れて強度を増しているのだけど
そのナイロンがただのナイロンではなく
摩擦強度に優れた CORDURAナイロンなのです。
(通常のナイロン約4倍の強度)
 
CORDURA
アウトドアでは定番の素材ですね!
色々な製品にここぞとばかりに
CODURAのタグが付いていると思うのですが
そのCORDURA
 
安心と信頼のCORDURAナイロン
 
正直あまりCORDURAナイロンは好きではないのですが
それはあのハードな見た目であったり
製品に対するオーバースペックがただの
セールストークになってるケースも多く
ここぞとばかりの主張するCORDURAタグなど、、
間違いなくCORDURAはアピール度は高いけど
(あの織りネームはつけませんので!)
 
今回はそのハードさはゼロです。
あくまでも裏方に徹してもらっています
 
僕も初めてみた時はコットン?
それほどサラッとした見た目です。
 
ネオウールシャツはウール特有の毛羽立ちがあり
それが暖かさや風合いでもあるのです
 
今回のウールシャツライトは
ウール特有の毛羽たちはほとんどなく
とても上品な見た目です
 
これはこの生地を作った瀧定がスーツ地を多く
手がけて来たからだと思うのです
 
このスーツ地の様な上品な感じ
ウール素材とのギャップがとても面白いです
 
実際に洗濯にしたりシワになりにくい特性は
スーツスペックだそうです。
 
ちなみに目付けは
ネオウールシャツ 276g/m2
ウールシャツライト 176g/m2
 
製品にするとSサイズで
ネオウール426g
ハイカーズシャツ263g
ウールシャツライト300g
 
ウールなのですがネオウールシャツのような
ウール特有の暖かさは抑え気味
 
一見、一着?羽織った感じはコットンシャツの様な感じです
とは言え上に一枚羽織るとコットンより暖かい
風が抜ける感じも適度にあって蒸れる感じはありません
 
それでいてウールの良さでもある臭いには強い
Tシャツと違いシャツを着て汗だくになる人は少ないと思いますが
臭わないに越したことないですよね?
 
それに何より家庭で洗濯できる手軽さが魅力
洗濯の後に普通に干せば
アイロンをかける様なシワになりません
いつも言いますが洗濯機で洗えるのは重要ですよね!
(*洗濯後すぐに干さないとシワになります)
型崩れもしません
 
買うときだけシュッとして
洗濯したら全然違うものになる製品も多いですが
これはそんなことありません
 
ストレッチも2wayではありますが伸びてくれるので
窮屈な感じはありません
 
デザインはネオウールシャツと基本的には同じ
特徴はもちろんバンドカラー
(最近は山用で増えましたね、、)
 
ポケットの付け方は少し変えています。
そうすることで軽量化
 
ボタンは脱ぎ着し易いプランサー
(これも本当増えましたね)
 
色々書きましたが山から町まで
とても使い易いウールシャツが出来ました。

サイズ : XS 〜 L  4サイズ
   *モデル154cm女性 PEBBLE GRAY-XSサイズ着用
              EBONYGRAY-XSサイズ着用
          モデル178cm男性 MAHOGANY BROWN-Mサイズ着用

 *全体的にゆったりとした作りになっています。
  ご購入の際はサイズ表を確かめてからの購入をお勧めします。
 *正確なサイズのご案内を心掛けておりますが、お手元にお届けする商品と
  表記寸法の間に多少の誤差が生じる場合がございます。

重量 :300g(Sサイズ)

素材 : ウール53%/ナイロン29%/ポリエステル14%/ポリウレタン4%

カラー : 写真上から
PEBBLE GRAY(ペブルグレー)
EBONY GRAY(エボニーグレー)
MAHOGANY BROWN(マホガニーブラウン)


       
生産国 : 中国 


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