4d Poket
小さなウエストポーチを作りました。


最近の主流はヒップバッグと言われる
大きめのタイプでしょうか?
荷物がたくさん入るからザックを背負わなくても
ヒップバッグに入れればOK
背中が蒸れずに楽ちん!
僕は使ったことがないので分かりませんが
本当なら夢のような話です。
(嫌味ではありません)
選択肢が多いことは良いことだと思います◎
Bluebottleにはサコッシュがある
なのでウエストポーチを作ることはしませんでしたし
EYL含め沢山のブランドが使いやすそうな
アイテムを販売している
山で僕が使わないものを作る必要がないですしね。
正直に言うとやってみようかと思ったこともありました
Bluebottleにも必要なのでは?売れるかも?
でも売れる方から開発をスタートさせても全くもって
楽しくないし当然ですが
良いアイデアが出てきませんでした。
きっかけはカメラショルダー
カメラショルダーを使い始めてから
サコッシュを使うことがほとんどなくなり、
正確に言うならショルダーを2個使えないから
使えなくなってしまったと言った方が良いのかな
仕方なくスマホはポケットに
行動食もポケット、もしくはカメラショルダー
あまり行動食を食べないのも理由ですけど
ザック下ろして食べれば良いじゃんとも思っていたのです
それが7月に歩いた朝日岳
行動時間が長く気温も高い
常に何かを食べていないとばててしまう、、
毎回ザックを下ろして食べ物を出すのも面倒!
カメラをザックにしまいサコッシュとして使うことも
考えたけど、写真を撮ることを諦めることは出来ない、、
こんなときにウエストポーチがあれば
あーーー!ウエストポーチが欲しい!!
それからアトリエに戻りひたすら試作開発の日々!
久しぶりに必要な物を見つけた嬉しさもあり
サンプル開発に没頭
目指したのは3つ!
「薄く、小さく、軽く」
この3つをどうやってデザインに落としこむ
薄く小さければ当然軽くなるから2つ?
荷物が入る使い易いウエストポーチはたくさんある
目指すのは必要最低限のウエストポーチ
試作1回目
「薄さを優先し口開きが悪い」
ここで初めてウエストポーチがなぜに
ウエストポーチの形状は大きく分けて2つ
①通しマチ
簡単に言うとクラッチバッグ(集金バッグ)の様に
底からマチが続いて途中からファスナーのタイプ
②天マチ
これが一般的かな?半月状のフラップに
ファスナーをラウンドさせてつける
ウエストに巻いて使うので身体側に広がらないから
①か②の形状になるだと思います。
コンセプトとして服の下に付けてあまり目立たせたくない
なのでマチを付けるとポコッと出てしまう、、
そのポコっとをさせない良い方法は無いものか、、
試作2回目
メインのファスナーポケットの使い易さを一旦あきらめる
アウトポケットを付けて使用頻度の高い物はそこから取る
本体はultra200アウトポケットはDyneema Mesh
見た目サイズ感はとても良いけど
試作3回目
アウトポケットの素材を考える
伸びる良い素材は何かないか?
Dyneema stretch mesh
ウエストに付けるから生地はそこまで丈夫でなくてもいい
そこで思いついたのが2027年のハイカーズパンツに使う
ウルトラストレッチ素材
パンツとして何度もテストをしているので
生地の丈夫さは実証済み
アパレル向けなので縫いづらさはあるけれど
そこは慣れれば問題なさそう
出来上がった試作をウエストにつけ
物を入れてみると、生地が伸びるから出し入れがし易い
容量だけ考えるとアウトポケットだけでも十分なほど
本体のファスナーも少し工夫をしてみたら
多少だけど使いやすくなってくれた
ゴールが見えて来た感じ
3回目以降は細かい箇所の詰め作業
ウエストの脱着方法を考える
脱着も2パターンが多い
①本体と反対側、対極での脱着
このパターンは腰側で使うタイプに多く
バッグ本体が腰にあればお腹側でサイズ調整をする
②バッグ本体側での脱着
バッグ本体の左右どちらか、もしくは両方にバックルがある
お腹側で使うウエストポーチに多い
今回は②の方で両サイドバックルをチョイス
両サイドにバックルを付けるメリットは
左右のバランス良くベルトを引けるので
ベルトの余りが片側に偏らないこと
(これはEYLを踏襲させてもらいました)
デメリットはパーツが増えるから作りが面倒
多少だけど価格も上がる
サンプルではザックで使用しているバックルを使いました
テープ幅は20mm
一般的には25mmか30mmが主流
テープ幅を太くするとバックルも大きくなる
テープの存在感も増す
外して置いた時に邪魔な感じもします。
う〜ん、、
バランスが悪いのです。
これで十分だけど
もう少し工夫が出来そうな気がします
バックルは大きくしたくないけど使い易くしたい
そこで思いついたのがFIDLOCK
FIDLOCKはドイツにある磁気バックルの会社
アウトドア、自転車、など幅広く利用されています
創業者がプロのチェリストなのも面白い
磁気バックル
分かりやすく説明すると
バックルは凸と凹が合わさりますよね?
離す時はワンタッチで楽だけど戻す時は
凹凸を上手く合わさないと入らない
それを磁気の力で凸凹が近づいた瞬間に
パチン!と自ら付いてくれるのです
とても楽!
ネガティブな面は磁気なので少し重い
そこはさほど気にならないのですが
何よりもネガティブなのは
高価なのです!
現状使用している価格の10倍以上
これ1個で1,000円近いのです
もちろん卸価格ですよ。
1個でも1,000個頼んでも同じなんて、、
この価格ですから
日本ではファッションアパレルで使用されるのが
多いのも納得できます。
僕らが作るのは道具ですから
道具としての価格で抑えたいのです、、
FIDLOCKの話が長くなりましたが
4d Poketに付けてみたところ
改めてFIDLOCKの凄さが分かりました!
一番感動したところ
それは目に見えない、見づらい場所でとても楽に
装着することが出来る!
手元でパチパチしている分には分からなかったのですが
見えにくい場所、シャツやお腹の下など
見えずらい場所で外したバックルを戻すときに
バックルが勝手にくっ付いてくれる!
ナニコレ!超便利じゃん!
自転車用のヘルメットで多く使用されている
意味がよく分かります。
目視し難い、合わせずらいところで使うことに
この高価なバックルを使う意味があるのです
そんな素晴らしいFIDLOCKでも
少し気になるとことがある
それはツマミ用の赤いテープ
高価なわりにチープなテープ
テープを切って代わりにDCFで引き手を作ってみます
おぉ!かわいい!!
アクセントと言うかデザインポイントになっている。
あからさまなデザインを加えるのは避けたいけど
機能がデザインになるのが理想系。
良くなったのは良いことだけど問題もある!
生地を裁断して貼り合わせて縫って
なかなか手間がかかります
面倒ですがそこまでは我慢ができる
そのテープをバックル本体に縫い止めようとすると
磁石がミシンに張り付いてしまうのです、、
針を落とす位置に置こうとすると磁石のパワーで
違う場所にパチンと付いてします、、
上手く言えないけど
めちゃくちゃイライラする!!
何度やっても良い方法が見つからない、、
磁石を布で巻いて磁力を弱めてみても微妙に引っ張られる
縫い付けることは一旦諦めて違う方法を考える
反射紐を通してみる!
これが一番簡単な方法なのだけど
これまた厄介なことにテープを通す穴が異常に狭い
紐の末端はヒートカットにより熱で溶けています
溶けることで紐の幅より広がって硬くなる
それが穴に引っかかり通しずらい、、
仕方なく業者にヒートカットしてもらうのではなく
自分でヒートカットして熱いうちに先端を指で潰しますが
熱いうちにこの作業をするので指がめちゃくちゃ熱い!
スタッフ松野さんに頼んでみましたが
熱っ!あつっ!アツ!!
熱いですよコレ💢
熱いからペースが上がらない、、
こんな拷問みたいな事をお願いするのは申し訳ない
マスキングテープを指先に貼り
涼しい顔で1本ずつ切っては潰すを繰り返します
たまに異常に熱いのがあるけれど
ただでさえ高価なバックルにここまで手を加えるなんて
こだわるにも程があるけれど
そのおかげでとても可愛くなりました!
最初の赤いテープより可愛くなったと思いませんか?
え?赤でも可愛い?
ま、僕のこだわりなんてそんな物なのかもしれません、、
4d Poket本体よりバックルの説明が
長くなってしましました(笑)
向かって左がFIDLOCK
右がYKKのバックル
左右違うパーツでそれぞれ脱着とサイズ調整をできる様に。
両方でサイズ調整ができるのはとても便利です。
内側にポケットを付けることや
キーリングを付けることも考えたけど
できる限りシンプルにしたいのでやめました
僕は内ポケットが付いているバッグを使っても
使うことが無く無造作に入れてしまう、、
POPUPのため台湾へ行ったのですが
パスポート、文庫本、サングラス、財布、
その全てが入り服の下に付けれる便利さも実感できました
口前(上部)は薄く、底は立体にして広く
底の形状はサコッシュRと同タイプ
一見シンプルな底マチに見えますが
真っ平ではなく立体でつまみ丸みを付けています
丸くなりすぎると底の中心にばかりものが集まり
不便ですが丸過ぎず平過ぎないがポイント
良く見かける底マチはシンプルなので作り易いけど
平にしか出来ないのでつまらない
(作り易いからこの方法がほとんど)
4dは形を綺麗に出すために本体と
アウトポケットも立体にしているので
なかなか複雑で面倒
一番重なるところで9枚重なっているから
薄い生地じゃないと縫えない
だから薄くて丈夫なULTRAとUX10を選んでいます
(人気だけで生地選びをしていません)
ぱっと見では分からなくても
目に見えないところに手を加えることで
商品としての顔、個性に繋がるのだと思う。
パターンの妙で出来る良さもあるけれど
結局は見えないところにどれだけ手を掛けるか
それでしかないと最近つくづく思います。
ゴムのひっぱりループも一度仮縫いして
イエローグリーンの糸でバータックをかけるのです
ULTRA200とX-PAC UX10
どちらも軽くて丈夫
生地自体は完全防水
ファスナーはザックにも使う5番のYKKアクアガード
アウトポケットのウルトラストレッチは耐久撥水
余程の雨じゃない限り水は入らないと思います
アイテム名は4d Poket
当初はPoket Packと名付けようかと思ったら
mikikurotaで同じ名前の商品が出てしまい
困ったなぁ
サンプルの白いそれがドラえもんのポケットに見えたので
4d Poketと名付けました。
ちなみにPocketではなくPoketが正解
いつもの様に僕の誤字ではないのです
Cを抜かして軽くしています
(AIに相談し、拘りを褒めてもらっています)
まぁ名前なんて何でも良いのですが
あのポケットの様に
必要な物が取り出せる便利なポケットに
*写真の4d Poketは一部製品が異なります。
(ファスナーパーツ等の変更)
素材 :
〇本体〇
ULTRA200
→超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)ULTRA-PEと高強度
ポリエステルを混合した高い耐久性と防水性を兼ね備えた生地
Challenge Sailcloth社製
UHMWPE67%、POLYESTER33%
X-Pac UX-10
→超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)ULTRA-PEを使用した
高強度で耐摩耗性に優れた半透明のX-Pac生地
DIMENSION-POLYANT社
UHMWPE47%、POLYESTER44%、ARAMID9%
〇ポケット部分〇
NYLON 100%
サイズ : H17㎝ × W25㎝ × D8㎝
カラー :
BLACK(ULTRA200)⇩

重量 : 167g
GRAY(ULTRA200)⇩

重量 : 167g
IVORY((X-PAC UX10)⇩

重量 : 148g
生産国 : 日本
購入時のご注意
・お一人様1点までとさせていただきます。
・不良品以外の返品、ご注文完了後のキャンセル、サイズや
カラー変更、配送先変更はお受けできません。
・カラーはお使いのブラウザによって違って見える場合が
ございます。
・別途送料が¥660-かかります。(国内発送の場合)
・異なる決済の商品の同梱はシステム上対応出来かねます。
・カート内の商品は決済完了まで保持されません。
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