Hiker's TEC-T (知床のサケ) |atelierBluebottle

Hiker’s TEC-T(知床のサケ) 

POLARTEC POWER DRYを使用した
暑い暑い夏用のTシャツを作りました。

街がどれだけ暑くとも山へ行けば涼しい
そんな話は過去のこと
地球温暖化なのか?本当のことはわかりませんが
ここ数年高山を歩いても暑くて辛い
 
暑さに日焼けと夏山の環境はとても厳しい
かと言って日焼け対策に長袖を着ると暑い
そんなジレンマを抱えておりました
 
僕らが定番で作るハイカーズTシャツは
ウール50%ポリエステル50%
ウール100%に比べると
汗の乾きが早く涼しいですが
ポリエステル100%には吸水速乾性では遠く及びません
ウール100%、ポリエステル100%にはない良さが
僕らのTシャツの強み
だから今年で9年?
トータル6,000枚販売したロングセラー商品
 
Tシャツを売りたい訳ではなく
売れるTシャツを作りたいのでもない
このTシャツを着てもらいたいから
ハイカーズTで十分だから
他のTシャツは今まで作って来ませんでした
 
が、しかし夏が暑すぎる
もう少し涼しく出来ないものだろうか?
ハイカーズTシャツより涼しい真夏用のTシャツが欲しい
そんなところから開発がスタート
 
まずは素材選び
①ウールの混率を下げる
ウールにこだわるならそうなりますが
ウールの機能を維持させるなら30%以上でないと
意味がないのです
30%を超えれば100%と同等の機能を維持できます
仮に20%でも意味がない訳ではないけれど
なんかね、、
それでウールの良さをアピールするのは
少し図々しいと言いますか
なんかカッコ悪いです。
 
最近よく思うのは
ものづくりの指標と言うか
基準?
語り出したらキリがありませんが
1つ挙げるとするならば
「カッコ悪い」
これがポイントになっている気がします
別にカッコよくなくても良いのです
それカッコ悪くない?
この基準が大きい気がします。
 
例を挙げるとこれまたキリがないけれど
例えば何かを参考にして商品を作るとしましょう
何を元にしたのか元ネタを正直に話し
それを元に自分なりに作り上げれば
カッコ悪くない。
 
でも元ネタがあるのに
しれ〜っと自分が考えたかのように
もしくは何も触れず
謎のこだわりを永遠と語る
これはカッコ悪い
 
「山でも街でも着れる」
最近多いけどこれも如何なものか
一見、響きの良いセールストークの聞こえるけど
山の道具を街でも使っていることが
かっこいいのであってそれが全面に出ると
どうも魅力を感じない。
アークが街でも山でもなんてコンセプトなら
今のように売れていないと思います。
 
これ以上言うと何かの批判になりそうなので
止めておきます。
批判がしたいのではなく僕らのものづくりの考えかたとして
デザイン、見た目とは別の「カッコ悪い」が重要な
要素になっていますという話し
あながちそういうものはデザインも微妙ですけどね。
 
素材の話でしたね
ウールの混率を低くするのも手かもしれませんが
ウールが入っていることだけがセールストークに
なりかねないので止めました。
 
②コットン
コットン100%はちょっと暑いかなぁ、、
じゃあコットンに何かを混ぜてみる?
ポリエステル、ウール、シルク、バンブー
コットンと合わさった素材を色々見ましたが
重くなったり、強度に問題あったり、高かったり
これ!と言える物に出会えませんでした
*今回は涼しさを重視しているので
 
③ポリエステル
機能性を考えればポリエステル100%が間違いない
でも質感と言えば良いのか、スポーティーな見た目になってしまう
最近はコットンライクなものも多いけど
決めきれないのは消臭性能
日帰り程度なら我慢できるのですが泊まりとなると
2日目にとんでもない匂いになった経験が、、
だから替えのシャツを持って行ってましたが
ウールと出会うことで一枚で十分になりました
(ウール特有の獣臭はします)
消臭性のあるポリエステルもあるけれど
やはり見た目が、、
 
たまにポリエステルは洗濯しても匂いが残るなどの言葉を耳にしますが
余程粗悪なものでない限り臭いは残りません
素材メーカーの方から聞きましたが最近の洗濯洗剤は
とても優秀なこともあり皮脂脂が落ちるので臭いも残らない
もちろん生地自体も進化しています。
 
①②③の話を生産をしてくれている担当者に相談すると
ポーラにありますよ!
え?POLARTEC??
 
僕はあまり市場を見ないと言いますか
他社、アウトドア製品を調べません
自分が欲しいテント、マット、靴などは
良く調べますが服やギアはあまり興味がないのです
 
あったら良いのになぁからものづくりをするので
それくらいで丁度いいと思っています。
なので、あったら良いなぁから作り始めて
調べてみたら既にあるなんて事が
少なくないのです、、
 
POLARTECはフリースのメーカーだと勝手に思い込んでいたので
夏の素材があるなんて思いもよりませんでした
いつも商談している部屋はPOLARTECのショールームも
兼ねており生地ハンガーがずらっと並んでいますが
ほぼほぼ見ないので気づきませんでした、、
 
灯台元暗しとはこの事ですね(笑)
 
聞いてみればこの素材
名前こそPOWER DRYとフリースと同じ名前ですが
POLARが独自に開発した高機能素材
コットンライクな見た目で吸水速乾
 
肝心の臭い問題ですが
天然のミントの成分を含んだ消臭性能
UPF15なので紫外線対策にも多少効果がある
今回別件でUPFを取れる素材を探しましたが生地が厚いから
色が濃いからなどの理由でUPFが取れるとは限らないのです
 
通気度も180cc/㎠/sありとても通気性に優れています。
既に海外のアウトドアブランドで多数採用されているそうなので
新しさはないのかもしれないけど
実績は間違いない!
 
試しにサンプルを作り昨年6月の平標山を歩いてみると
とても涼しい
平標の樹林帯は蒸し暑さで有名なのですが
その日もとても蒸し暑い、、
前回はその蒸し暑さのせいで歩き始めてすぐに
気持ち悪くなったのを覚えています
それが今回は不快さが少ない
快適かというと流石に嘘ですが
蒸れずに汗がすぐさま吸水されていく
風が吹くと寒いくらい
少し休憩し、気づくと乾いている
 
一日着ても臭くない
コレは良いかもしれない!
さすがPOLARTEC
 
素材はこれに決まりました。
 
ポリエステルを選ぶことで可能になった事が一つ
プリントTシャツを作れる
 
もちろんウールでもプリントはできますが
発色と風合いははポリのようにはいきません
それにハイカーズTシャツは胸ポケが付いているので
プリントが出来なかったのです
 
念願のプリントTシャツ
以前知床で開催したイベント
Form Follows Field
そこで販売したナルゲンに
イラスレーターの勝山さんに描いてもらった
サケのイラストをプリント
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北海道ならクマになりそうなところを
知床の皆さんの生活を支えるサケにしたのでした。
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ボディーはもちろんオリジナルですが
素材とイラストがあるから出来たTシャツです。
 
当初色はWhiteとRock Ridgeの2色
重さはSサイズで130gと軽量
この辺もポリエステルの良いところですね
 
サイズはXS〜XL
サイズ感はいつものハイカーズTより少し大きめ
身幅がゆったり
袖も少し広く
首元は少し狭く
 
ちなみにPOLARTECのロゴはリナさんがデザイン
もちろんポーラの許可をもらっています
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この辺も今までと違う感じにしています。
 
ここ数年猫も杓子もウールTですが
化繊には化繊の良さがある
売る為に無理やり作るのではない
作る意義があるTシャツ
 
暑い夏のためのTシャツ、それが
Hiker’s TEC-T
どうぞよろしくお願いします。
 
あ、TECはPOLARTECのTECと
TECHNICALのTECから取ってます
まぁ、ポーラテックもポーラと
テクニカルなのでしょうけど(笑)
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サイズ : XS〜XL 5サイズ  

*正確なサイズのご案内を心掛けておりますが、
 お手元にお届けする商品と表記寸法の間に
 多少の誤差が生じる場合がございます。


重量 : 130g(Sサイズ)

素材 : POLARTEC POWER DRY(ポリエステル100%)

カラー:写真上から
WHITE(ホワイト)⇩

 ROCK RIDGE(ロックリッジ)⇩


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