Mountain DRY - SHORT SLEEVES |atelierBluebottle

Mountain DRY – SHORT SLEEVES(マウンテンドライショートスリーブ)


POLARTEC POWER DRY
優れた通気性/軽い/吸水速乾/防臭性

 
普通のフリースじゃない!
POLARTECこそがフリースなのだ!
一度袖を通すとそう思えるはず。
 
絶対に損はさせない!!
なんだかカッコ悪い説明ですが
どれだけ良いものができても
使ってもらわないと意味がない
僕らは展示会をし受注をとり生産をするわけじゃない
作りたいから作り
出来上がった時点でお店に欲しいか聞くのです
 
サンプル段階では良いものが作れる興奮で生産するけれど
いざ納期か近づくと本当に売れるのか?
売れなかったらどうしよう、、、
 
そんな不安に毎回悩まされるのです。
とても良いものだから使ってもらいたい
僕らのものづくりはいつもそうなのです。
試しにChatGPTにパワードライの良いところを聞いてみたところ
ものすごい的確にセールスポイントを答えてくれたけど
イマイチ欲しくならないので、、
 
僕が自分の言葉で書いていきたいと思います。
 
すべの環境に万能に使える素材があれば良いのだけれど
そんなものがあったら苦労しませんね
 
保温行動着の最近の主流は
アクティブインサレーションでしょうか?
POLARTEC ALPHA
帝人OCTA
PRIMALOFT ACTIVE
 
これらの共通点は軽量で蒸れないことに特化?
上に一枚羽織れば暖かい
 
僕らもずっとALPHA DIRECTを使っているので
その有効性は熟知しているつもりです
 
「アクティブインサレーション」
とても良い素材ですがそれでも完璧ではない
 
アクティブインサレーションと別の保温行動着も必ず必要になる
それを提案するのがアウトドアブランドの役割だと思うのです
暑くて死ぬことはない(熱中症は別として)
山で言うなら寒さで動けなくなる方が余程怖いし
寒がりな僕にとっては寒さを感じる事自体がストレス
Bluebottleのアパレルは保温着が充実しているのには
そんな理由があるのです
僕自身が強靭なアウトドアマンでなく皆さんと同じ山好き
だから皆さんが感じるちょっとしたストレスをなくせるはず
極限のスペックもありながら
小さなストレスを減らせる道具作りをしたいのです。
そんな物作りが日本人ぽい気もします
 
もっと分かりやすい言葉があれば良いのですが
売りやすいカッコいいものだけを提案するのではなく
必要なものをきちんと提案したい
購入後にがっかりされたり、着なくなるのは悲しいから、、
 
暖かく軽く蒸れず動きやすい服
2023年ポーラテックのPOWER STRETCH PROを使った
アイテムをリリースしましたが
今回は保温性を下げたパワードライを選択
POLARTECのフリースと一言で言っても
Power Grid
Power Dry
Power Stretch
Power Stretch Pro
Power Wool
さらにシリーズの中で表面感、厚みなど細かな違いに枝分かれ
素材選定にはとても苦労します
 
その数多くある中からPower Dryを選んだわけですが
選択の理由がいくつかありまして↓
 
①冬が短い
ここ数年明らかに冬が短いですよね?
POWER STRETCH PRO(以後PSPと書きます)
PSPはとてもあたたかい
厳冬期−10℃以下まで下がる様な時にはとても頼もしいけど
0℃程度ではオーバスペックになってしまうケースも多々ある
でもPOWER DRYなら汗を素早く外に逃してくれるので
インナー、ベースレイヤーとしても使え
アウターとしても使えるのでこれまで以上に
長いシーズン使える様になりました。
POWER DRYにしたことで軽量化にもつながり
パンツならPSPと比較して80gの軽量化になりました。
 
②価格
価格を優先させたくはないけれど
最近は何もかも本当に高いですよね?
コンビニでお菓子を買うのも躊躇します、、
もはや価格も機能のうち!?と考え
PSPはイタリア製とアメリカ製
POWER DRYは中国製
POLARTECは米軍に素材を供給する関係で
自国生産でなければいけなかったり
色々な理由で生産国が分かれています
前回の様にイタリアで作り中国へ送るより
中国で作り中国で縫製した方がコストが抑えられる
良いものを作っても高くては意味がない
皆さんに使ってもらいたいから買いやすい値段で提供したい
もちろん他社のフリースからしたら断然高いですけどね。
POLARTECは譲れない
因みに今は中国だろうとアメリカ、イタリア、日本etc
値段は変わりません!
むしろウール素材は中国が間違いなくトップの品質
使いたくても高くて使えないものも多々あります
中国だから安いはもはや遠い過去の話なのです。
(中国には安い素材もたくさんあるのも事実)
品質を下げず価格を下げるためにできることは
輸送コストのカットしかない
 
日本製の良いところは
もすごくハイテクに振るかラグジュアリなー高級路線か
この2択な感じでしょうか?素晴らしいけど価格も素晴らしい
中間層の良い生地がとても少ない、、
 
③安心と信頼のPOLARTEC
フリースは色々なメーカーで生産されていますが
フリースを開発したのはPOLARTEC
20代の方には馴染みがないかもしれませんが
日本でフリースを広めたのはユニクロかな?
軽く暖かい新しい素材
ヒートテックがまだない時代
誰も彼もがユニクロのフリースを着ていた時代がありました
もちろん僕も
 
価格からするととてもよく出来ています。
でも1シーズン着るとクタクタ?
安いから割り切る人がほとんどでしょうね
でもポーラテックのフリースは何年経ってもへたらない。
それはどの品番にも言えること
それこそがPOLARTECたる証しなのです。
 
①②③色々書きましたが
PSPより軽く、暑くなく、価格が抑えられる
それがPOLARTEC POWER DRYを選んだ理由です
 
素材の厚みや保温性など
ハイカーズジャージの開発時に考えていたことと
逆の方向へ振ったと感じる方がいるかもしれませんが
世の中の環境が(気候、経済)驚くスピードで変化をし
今作るならPOWER DRYかもしれないと
色々と試して行く中で、その思いが確信となりました。
以前ブログで書いたPOWER DRYのデメリットのピリングも
だいぶ改善され、僕が試す中ではほとんど感じられませんでした
それに色をメランジにすることで毛玉が出来たとしても
目立ちにくい色に染めています。
 
POWER DRYにも幾つか種類があり
今回選んだものは180g/㎡
176gもあるのですが180gの方が重さはあるのに
薄く詰まった感じで数値とは別に実際は軽く感じる
1㎡で4グラムの差を感じれたら超人の域と思うかもですが
実際生地に触れてみると違いを感じるのだから不思議なもの
ストレッチ性も180gの方があるのでそちらをチョイス
この微妙な差で違う品番として成立させるのが
POLARTECの凄さ!
(明かに違う方がこちらとしては選びやすくありがたいけど)
 
スペック自体も素晴らしいのですが
この素材の一番の推しポイントはなんと言っても着心地
 
表は布帛のようにサラッとしているのに
裏がフカフカ
このフカフカが毛細血管の様に汗を外に素早く
発散させてくれるのだと思います
 
フカフカすぎて着る毛布の様です。
(毛布は重いけどコレは軽い)
これで毛布作ったら売れそうな気がする!
(でも毛布は重さが安心感があり良いんですよね)
 
写真を見て頂くとわかると思いますが
この目の細かさがPOLARTECの特色でもあると思います。
Mountain Dry Series_f0251840_14594636.jpg
 
肌触りの心地良さはもちろんのこと
ストレスを感じないストレッチ性能も素晴らしく
BI-CONPONENT KNITと言いポリエステルと
スパンデックスの複合繊維なのです。
汗を素早く吸収し発散してくれます
僕も着ていて思うのは保温はしてくれるのに
余計な熱がこもりにくいです
 
そして何より
家で普通に洗濯が出来る!
シワにもなりにくく直ぐに乾くのも◎
冬は洗濯物が乾きにくいので嬉しいですね。
 
あまりにも着心地がいいので
山用に作ったのに冬が来ると
家でもどこでも一日中着てしまうほど。
軽いから肩が凝らないのも◎
 
街着通り越して家着じゃん?
いえいえ違います!
山用です
それをどこで使うかは自己責任
 
POWER STRETCH PROを購入してくれたお客さんは口を揃えて
毎日着続けてしまう、、、
そう言うのでした(笑)
 
今となっては街でも山でもなんて聞き飽きたけど
好きな服、着たい服でどこへでも行きたい
それが僕らの考えです。
 
ここからはアイテムの説明を

今回のMOUNTAIN DRYシリーズを考えた際に
真っ先に浮かんだのがこのショートスリーブでして
アルファウールダイレクトで毎年人気の型なのですが
袖がないだけで重ね着の邪魔にならないし動きやすい
それなのにベスト型より暖かい
一度着ると便利さに驚くアイテム
今となってはショートスリーブ型が増えたけど
当時はモンベルしかなく僕がそれを愛用しており
僕なりのもっと良いものを作りたく始めました
その時の詳しい話しはこちらをどうぞ
ベストでもロングスリーブでもない
中途半と言われたこともあったけど
今となっては人気の型になりました。
 
3年前の商品説明を見返してみたら
「これがスタンダードになる日が来るはず」
正にその時が来るとは!!
 
アルファウールのショートスリーブでは
表地が2.5レイヤーの透湿防水生地のため
オーバースペックなる時もある
フリースのパワードライならもっと気軽に使えるのでは?
 
出来上がったサンプルを試してみたら正にその通り!
ちょっと厚手の半袖のようでありながら暖かい不思議な感じ
機能とは別なのですが着ている時に
シャカシャカ生地が擦れる音がないのもお気に入りポイント
 
ポケットはこちらもWフリースなのであたたかい
 
Wフリースを主張しすぎ?
そこまでWフリースにこだわるのには訳があり
15年以上前でしょうか?
カナダグースと言うブランドのジャケットを型違いで
奥さんと2人で買いました
今は20万円くらいしますが当時は5万円ていど
アパレルショップではなくアウトドアショップで購入
当時は今と違いアウトドアブランドだったと思います。
 
僕のジャケットのポケットは裏地もナイロンなのに
奥さんの方は裏地が起毛で暖かい
それをめちゃくちゃ自慢されたのです!
それが悔しくて悔しくて、、
その悔しさが今につながっているのです!
 
話しを元に戻しショートスリーブの話し
ポケットはWフリースでしたね、、
 
裾は絞れる様にコードを両サイドにつけています
裾を絞るだけで風が入らず熱も逃げず暖かい

ファスナーは滑りの良い樹脂のビスロン
wファスナーは意外と便利なんですよ!
 
下からガバッと開けて上を閉めておくスタイルが
なんだかオシャレに見えるのは僕だけでしょうか?

Mountain Dry Series_f0251840_21430137.jpg

 
アウトポケットの縫製方法により
内ポケとしても使えます
Mountain Dry Series_f0251840_11321660.jpg
 
 
ショートスリーブをまだ着たことのない方!
自分にはハードルが高いなんて思わないで!!
日傘だって気づいたら若者からおじさんまで使っていますよね?
一度着たら必ずこの汎用性の高さの虜になるはず!
そして既にALPHAで虜になったあなた!
そんなあなたにこそMOUNTAIN DRY!
つまり
全てのハイカーにお勧めできるアイテムなのです
Mountain Dry Series_f0251840_21490493.jpg
と、今回もとても長くなってしまいましたが
読んで頂きありがとうございます
マウンテンドライの良さ伝わりましたでしょうか?
 
ぜひマウンテンドライを着て
山から家まで充実したぬくぬく生活をお送り下さい

*商品の色目は物撮り写真がより現物に近いです。
  必ずご確認いただけますようお願いいたします。

サイズ : XS〜XL 5サイズ
       *モデル154cm女性 TABAK-XSサイズ着用
             PEBBLE GRAY-Sサイズ着用
    モデル178㎝男性 TABAK-Mサイズ着用
                 PEBBLE GRAY-Mサイズ着用

*正確なサイズのご案内を心掛けておりますが、
 お手元にお届けする商品と表記寸法の間に
 多少の誤差が生じる場合がございます。

  
重量 : 291g(Sサイズ)

素材 : POLARTEC POWER DRY

カラー : 
PEBBLE GRAY(ペブルグレー) ⇩

  TABAK(タバク) ⇩

生産国 : 中国

購入時のご注意
・お一人様3点までとさせていただきます。
・不良品以外の返品、ご注文完了後のキャンセル、サイズや
 カラー変更、配送先変更はお受けできません。
 よくご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。
・カラーはお使いのブラウザによって違って見える場合が
 ございます。
・別途送料が¥660-かかります。(国内発送の場合)
・異なる決済の商品の同梱はシステム上対応出来かねます。
・カート内の商品は決済完了まで保持されません。