ALPHA HOODY 2023 |atelierBluebottle

ALPHA HOODY 2023(アルファフーディー)

*10月6日(金)12:30〜予備在庫分を含めての販売を開始します。
 長らく在庫切れしていた商品については予備在庫補充となりますので僅少量です。
 また、在庫なしのカラー、サイズもございますのであらかじめご了承ください。
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軽く小さく暖かい
今までの僕らのアイテムの中で
最も汎用性が高く
オールシーズン使える
そんなアイテムができました

オールシーズン使える
汎用性の高いアイテムだなんて
平凡で単純で陳腐な謳い文句ですが
色々と使ってみた結果
そんな表現になってしまいました、、
 
あ、商品の話の前に一つだけ、
僕はこれからは
製品テストと言う表現は出来るだけやめようと思います
何も意識せず使ってみて
感じたことを反映する
耐久性やそれに伴うその他諸々の確認作業
確かにテストは大事だけれど
僕の使う範囲で確認する
数値を求めて修正するのではなく感覚で修正したい
最低限の基準はクリアしないとダメだけど
僕の作る商品は僕の判断で
その一貫性を持って今までもこれからも
皆さんに提案していきたいと思います
 
まぁ世間ではそれをテストと言うのでしょうけどね、、
言いたい事を言葉にするのは難しいけど
公の基準で作るのでなく
もっとパーソナル、個の基準でものづくりをしたい
そうでないと良いものが作れない
そんな事を言いたいのです
 
 
だから、
他のブランドがどうだとか
一般的にはこうだとか
数値がどうだとか
そんな事を気にする方は
 
僕らの商品ではなく
他のブランドをお勧めします
 
でも
もし僕らのものづくりを理解してくれるのであれば
きっと一般的なブランドとは違う
少し変わった考え方で作られたアイテム
そんなアイテムたちが皆さんの山歩きを
ほんの少しだけ
今までとは違うものにしてくれると思います
 
 
そうあって欲しいと僕らは思いながら
日々ものづくりをしています
 
 
ではでは商品の話をしたいと思います
 
Tシャツから始まった洋服作り
今となっては靴下からレインウエアまで
幅広く展開できる様になりました
 
僕らの製品作りで一般的なアウトドアブランドと決定的に違うのは
デザイン云々などではなく
展示会で各店舗から受注をもらい、その数を調整し生産するのではなく
 
売れるかわからないアイテムを
誰からも事前に受注をもらわず発注する
まるでギャンブルなものづくり
 
一般的なブランドが行う
受注書をもらい生産する方式はリスクが少ない
だけどそのシステムでは
製作者が自信を持って作ったものでも
オーダーが入らなければ
世に出ることはないのです
 
世の中の多くの店は
売れるものが欲しい
新しいけど売れるかわからないものを
買い付けるお店なんてほとんどないのです
 
だから、あの店や、その店や、あっちのお店
下手すれば隣どうしのお店で同じものが売っている
 
まぁ、商売ですから正しいのでしょう。
 
でも僕らがしたいことはそんなことじゃない
売るために作る方法ではない
自分達が作りたい
これなら共感してくれる人がいるはず
 
それを原動力の一つとしてものづくりをしています
だから僕らのラインナップには通常のアパレルブランドのような
全てが揃う品揃えになっていないのです
 
そして今回出す新しいアイテム
ALPHA HOODYもそんな思いで作ったアイテムなのです
 
フーディーってアウトドアブランドでは定番と言えるアイテムですよね?
誰もが一着は必ず持っているもの
 
定番はパタゴニアのキャプリーン?
 
僕もRabやアークのものを愛用しています
(僕はパタゴニアの製品は一度も買ったことがないw)
 
巷には良いフーディーが溢れている
だったら僕らが作る必要ないね!
 
そんな理由で定番のフーディーを作らずにいました
 
だけどヤッケやシャツやら色々なものが増えていく中で
自分のブランドの中でレイヤリングを完成させたい!
そんな欲が日に日に強くなってきたのも事実です
 
だからと言って、ほぼ完成されたフーディーというジャンルの中で
そこに僕らが皆さんに提案できるものってなんなのか?
もちろんTシャツを作ってくれているSNはウールが得意ですから
ウールのフーディーを試作してもらいました
出来上がったそれは
もちろん着心地も良いし
使い勝手も良い
でも普通
それで良いのかなぁ?
 
そんなことが暫く続いたとき
ポーラテックジャパンの社長から勧められたのが
今回使用したALPHA DIRECTでした
 
「これ軽くて暖かくて良いんだよ」
「日本では未だやってないよ」
 
ALPAHA HARAMAKIでも書いたけど
その素材を見て触れて
その言葉を聞いて
ビビッときてしまいました
 
この素材を使っているブランドを調べたところ
確かに日本には入ってきていない
ニュージーランドから個人輸入して
試したところ
それは今回の素材より厚みがあるのですが
軽いし暖かいし蒸れない
これは良い!
 
確かに良いけど
まだまだ改良の余地がある!
これなら僕らが作る理由がある!
 
そうそう
開発がスタートしてから知ったことですが
アメリカのsenchi designsと言うブランドが
同じ様なものをやっています
 
1stサンプルが上がってきてその仕上がりに興奮している時に
その事実を知り、もう止めようかとも思ったけど
素材も発注しているし僕のアイデアとは少し違う
それに、そもそもこの素材は
フーディーなどを作るための素材としてPOLARTEC社が開発したわけで
間違いなく素材の優位性が一番
 
こうなったらアメリカのそれとは違う
もっと良いものにしてやろう!
考え方を変えて再スタート!!
 
 
まずこの素材の何がすごいのか?
メーカー側としては色々あるのでしょうが
僕が使って色々と試して分かった事を書きたいと思います
 
素材には ALPHA DIRECT 60を使用
(MADE IN USA)
このアルファについてはALPHA WOOL JAKETで説明しているので
そちらをどうぞ!
 
まずはなんと言っても
 
①軽い
冗談みたいですが生地レベルでの印象はティッシュの様
 
②薄い
確か厚みが4段階程度かな?
あるのですが
これは一番薄いやつ
厚いのでは意味がないと思い
薄いのにしか興味がなく曖昧ですみません、、
薄い分とてもコンパクトになるのです
③暖かい
この素材の特性ですが
生地が蜘蛛の巣を絡めた様なメッシュ状になっており
そこに空気を溜め込むことで暖かくなるのだと思います
 
④蒸れない(乾きも早い)
メッシュ状なので通気性もよく蒸れない
Tシャツの上に着て通常であれば蒸れるシーンでも
蒸れないのです
 
 
メリットがあればデメリットもある
と言っても僕が感じたデメリットは1つだけ
それはメリットでもある通気性
メッシュの様な生地なので蒸れなくて良いのだけれど
風が吹くと寒い
 
耐風性が全くない、、
暖かいメッシュと言う矛盾した素材
 
でも実はデメリットである耐風性の無さが
このアイテムの最大のメリットなのだと僕は思います
 
 
多くのブランドでフーディーに使う素材は
耐風性があるものが使われていることが多い気がします
耐風性もあり通気性もある
ポーラテックでもパワーストレッチ系が代表的?
 
 
耐風性も通気性も
もちろんそんなバランスとれた素材は最高ですが
 
僕らが作るものとして
ここはあえて片側に思いっきり振り切った素材を使い
その面白さを最大限に活かしたアイテムを作ることに挑戦してみたくなりました
 
この素材でフーディーを作る事を思いついた理由がもう一つ
それはJACKE
ヤッケはPERTEX EQUILIBRIUMを使った
ウインドブレーカー
でもヤッケにはフードを付けなかった
それはウインドブレーカーにはフードと言う
固定概念を捨てて考えたアイテムでもあったり
(詳しくはヤッケ開発の話をどうぞ)
 
そのヤッケと今回のフーディーを組み合わせると
一つのレイヤリングが完成します
 
両者とも軽さが最大の武器なのですが
用途は違う
 
個々の特性で十分に使い易いアイテムかもしれない
 
単発で面白いものを提案するのもいいけれど
 
組み合わせて使えば用途の幅が広がる様なものづくり
 
それこそがアパレルを増やしていく意味なのでは?
今回、このフーディーを作るにあたって
そんな新しい考え方を見つけることができました。
 
ここからは商品のディテールを!
 
 
何度も言いますが
この素材は風を通すのがデメリットでありメリット
僕が使っていて感じたのは
寒くなってきてヤッケを羽織る
さらに寒いからフードを被る
ヤッケを着れば風を防げるのでとても暖かい
でもフードは風を通す
そもそも寒いからフードする訳なのに
そのフードが風を通しては意味がない
だったら風を通さないフードにすれば良い
 
そう思いフード部分だけ
ナイロンタフタを表地に使ってみたところ
これがビンゴ!
ビンゴ?他にいい表現がないのですが
自分の仮説が証明された快感を
表すならば

ビンゴ!

 

この組み合わせが本当に便利!
これなら色々応用できるかも!!
 
そこから生まれたのが
HARAMAKIやMANTでもあるのです
(その説明はそれぞれでしています)
 
このタフタは体温調節に重要な首まで覆うので
見た目以上に暖かく感じます
 
使い勝手を考えオープンファスナーも考えましたが
それでは重さが出てしまうのでホックとボタンにしています
 
首の下側が交互に重なる仕様
ボタンをヤッケの様につけることも考えましたが
通気性が抜群なのでそこまでする意味が無くやめました
 
二つともボタンの方が使いやすいは重々承知していますが
遊び心の様なものを足してみたく
今までと違う方法にしてみました
ハイテクの素材にアナログな方法を入れる
 
これがこのアイテムのアイデンティティにもなったかな?
 
サムホール付き

[付属の収納袋]に入れておけばかなり小さくなるので
御守りとしてザックに入れておけます。
軽さを重視しているのでポケットはなし
 
構造もとにかくシンプル
 
このアイテムは素材が全て
素材の良さを出来るだけ活かすべく
味付けはほんの少しだけ
 
それでもう十分
 
オールシーズンと書いたけど
これからの季節は稜線歩きなど少し肌寒い時や
肌触りがいいので就寝時のインナーとしても◎
 
春秋はTシャツの上に着てその上にヤッケはもちろん
シャツを羽織るだけでも十分暖かい

冬は8Tの上に着てその上にウールシャツも良いですし
意外にヤッケも良かったです
アウターにウールジャケットを着てしまえば
もうポカポカ
冬は重ね着するので重さはもちろん
動きにくさもこれのおかけでだいぶ楽になりました
肩凝り対策!
 
雪の斜面を歩いてヒートアップした時は
風抜けの良さで一瞬で涼しくなるのが良かったです
 
以前はインナーダウンを良く着ていたけれど
少々洗濯に気を使のが面倒でしたが
これはネットに入れて洗濯機を回すだけ
アフターケアって買ってから気付くことが多いけど
ケアが楽なのって大事ですね
 
暖かいのに
着ている感じがしないくらい軽い
 
気付くと家でもずっと着てしまう、、
そんな危険なアイテムでもあるのですw
 
初めに言った様に
とにかく一年中色々な使い方が出来るのです!
 
そんな
ALPHA HOODY
ぜひ使ってみてください!!
サイズ : XXS〜XL 6サイズ
     *モデル154cm女性 SEA MOSS-XXSサイズ着用
            PEBBLE BEIGE-XSサイズ着用
    モデル178㎝男性 Lサイズ着用(カラーは2022時のものになります)


*正確なサイズのご案内を心掛けておりますが、お手元にお届けする商品と
表記寸法の間に多少の誤差が生じる場合がございます。

推奨身長・体重
XXS:  150-155cm  43kg以下
XS:  155-160cm  50kg以下
S:  160-170cm  60kg以下
M:  170-175cm  65kg以下
L:  175-180cm  70kg以下
XL:  180-185cm  75kg以下
*防寒のためタイトな作りになっています。

素材 :POLARTEC ALPHA DIRECT 60 – ポリエステル100%       
    フード表及び付属袋 – ナイロン100%

 
重量 :108グラム(Sサイズ) 134グラム(Lサイズ)
 
カラー : 写真上から
PEBBLE BEIGE(ペブルベージュ)

SEA MOSS(シーモス)

生産 : 中国製

[お取り扱い上の注意]
・濡れたまま放置すると色落ちすることがありますので洗濯後は直ちに脱水し形を整えて干してください。
・強い日光(又は照明)を長時間受けますと変色する恐れがありますので、着用及び保管の際はご注意ください。
・生地の特性上、着用時の摩擦により毛玉ができる場合があります。
・生地の特性上、着用や洗濯により他のものに毛羽がつくことがあります。
・この商品は他の製品に色が映ることがありますので十分ご注意ください。

購入時のご注意
・大変恐縮ながらお一人様2点までとさせていただきます。
・不良品以外の返品、ご注文完了後のキャンセル、サイズやカラー変更、配送先変更はお受けできません。
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